- 髪が薄くなって気がする
- 抜け毛が多くなった気がする
- 分け目、頭頂部、生え際の頭皮が透けて見える気がする
「髪の毛の変化が気になる」
髪は女の命ともいわれる。
このままどんどん薄くなるのでは?と心配になる人は多い。
まずは原因と対策について知ることから始めましょう。
薄毛の原因を把握する
適切な対処法を実践する
大切な髪を守るための実践方法のポイントを解説しています。
このサイト内のすべての記事の執筆は、医療機関で15年以上にわたり患者様の悩み相談に従事。美容を通じた提案やサポートを行ってきた担当者が執筆しております。
今回の記事では、以下の目次で女性の薄毛について解説しています。
女性の薄毛の種類と原因
薄毛の進行防止の対策法
薄毛や抜け毛対策の注意点
女性の薄毛の種類

女性の薄毛の種類にはどんな内容があるのか?
原因を含めて解説していきます。
女性の薄毛の種類

主に以下の4つがあります。
種類 | 症状の特徴 |
びまん性脱毛症 | 全体的に薄くなっていく |
FAGA | 頭部全体の毛が薄くなる |
分娩後脱毛症 | 妊娠中から出産後のホルモンバランスの変化に伴う薄毛 |
牽引性脱毛症 | 同じヘアスタイルを継続することで頭皮や髪に負担がかかり抜け毛が発生する |
それぞれの症状別の記事
年代における特徴
10代
30代
50代以降の場合は、びまん性脱毛症とFAGAの方多くなっていきます。
原因は更年期による影響があります。
女性の薄毛、抜け毛主な原因

女性の薄毛、抜け毛の主な原因は、以下の対象があります。
- 女性ホルモンの乱れ
- 頭皮の血流低下
- ストレス
- 過度なダイエット
- 日常生活の乱れ
順に解説していきます。
女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンは、妊娠、出産、更年期などライフステージによって増減します。
女性の体内にある男性ホルモンはほぼ一定です。
女性ホルモンが減少した際、男性ホルモンの影響が出やすくなります。
出産後の脱毛は、妊娠中の女性ホルモンの急激な上昇の影響が出やすくなるために起こります。
出産後の脱毛は、女性ホルモンの上昇とともに解消します。
更年期以降は、女性ホルモンが増えることはありません。
【女性ホルモンが乱れる原因】
- ダイエット
- ストレス
- 睡眠時間
生活スタイルの変化が影響することが多いです。
頭皮の血流悪化

頭皮の血流が悪化した時に現れる症状
- 抜け毛が増える
- 薄毛が進行する
- 肩こり
- 首がこる
- 顔が老ける
- 顔のくすみ
- 顔のたるみ
- シワ
- 目の下のクマが目立つ
- 自律神経が乱れる
髪に自覚症状がない時期でも「何となく」というのが注意のサインです。
筋肉の緊張や冷えなども血流不良が関係しています。
【血流悪化と薄毛の関係】
- 髪に栄養が行き届かなくなる
- 髪や頭皮が栄養不足状態になる
- 老廃物が溜まりやすくなる
- ヘアサイクルが乱れる
ストレス

ストレスと薄毛の関係
- 強いストレスで自律神経が乱れる
- 筋肉が緊張する
- 血管が収縮する
- 血流が悪くなる
もう一つはホルモンバランスの乱れとの関係
- 強いストレスを感じる
- 脳下垂体からホルモンの分泌量を減らす指令が出る
- 急激な分泌量の減少によりホルモンバランスが崩れる
- イライラしたり、うつ状態になる、心が落ち着かない
- 食欲不振などが出てくる
ストレスはさまざまな健康を妨げる原因になります。
過度なダイエット

ダイエットによる影響は、以下のような流れ。
- 短期間で急激に体重を落とす
- 栄養が不足する
- 髪に栄養が行き渡らない
- 抜け毛が増える
- 薄毛になる
ストレスにも関係します。
薄毛の進行防止の対処法
- 食欲を我慢することになる
- ストレスがたまる
このような流れもありますので注意が必要です。
他にも病気が潜んでいるけーすもあります。
- 甲状腺疾患
- 貧血
- 膠原病
- 腎不全等
心当たりがある人は注意が必要です。
「加齢のせい」と思い込んでしまうのは危険です。
薄毛や抜け毛対策の注意点

女性が薄毛、抜け毛を進行させないために自分でできることを実践する。
ポイントは、以下の通り。
- 髪にいい食生活
- 睡眠時間
- 適度な運動
- 髪や頭皮の負担を軽減
- ストレスをためない
順にご案内します。
髪にいい食生活

髪に必要な栄養素とは、タンパク質、ビタミン、亜鉛が代表的です。
アメリカ・カナダの食事摂取基準では、19歳以上のすべての年齢区分において男女ともにタンパク質維持必要量(平均値)を0.66g/㎏/日としている。

しかし、タンパク質のみを摂取するのではありません。
アミノ酸もビタミンも亜鉛もバランスよく摂取することが大切です。
睡眠時間

1日の睡眠時間は、6時間から7時間が目安です。
髪にも肌にも関係するのが、成長ホルモンの存在。
成長ホルモンとは、「若返りホルモン」とも呼ばれます。
全身の細胞の合成反応を促進する。
細胞の代謝活性による若返り効果が期待されている。
成長ホルモンは、睡眠後の2,3時間後に分泌量が増えることがわかっています。
さらに、日付をまたがない睡眠の方がよいというデータも出ています。
適度な運動

成長ホルモンは、運動でも増やすことができます。
- 筋トレ
- 時給運動
こうした負荷をかけた時には、成長ホルモン濃度は200倍程度に増加。
つまり、運動は効果的と言えるのです。
髪だけではありません。
- ストレスに対応するため
- 骨密度の維持向上
- 筋力の向上
- 血中脂質や骨機能
- ストレス解消
- 睡眠リズムを整える
などにも効果が期待されています。
髪や頭皮の負担を軽減

髪の負担を避けるために必要なのは、
- 髪型で同じ分け目にしない
- ポニーテールなどは継続時間を考慮する
髪のケアとしても、
髪や頭皮に合うシャンプーなどを選ぶ
正しい髪の洗い方を心がける。
高いシャンプーや育毛剤を購入すれば改善するというのは間違いです。
成分などに注目するのではなく、自分の頭皮環境を知ることが最初の一歩です。
ストレスをためない

ストレスをゼロにする必要はありません。
しかし、適切な運動等を含めたストレス解消や相談する人を用意するなどの対策が必要です。
発毛サロンに相談する

- 頭皮ケアが気になる
- 頭皮マッサージを受けたい
- リラックス効果のある施術を受けたい
肩こりや頭の凝りが気になる方になら、発毛サロンによるヘッドマッサージやヘッドスパで頭皮を清潔にすることも効果が期待できます。
- 薬を使いたくない
- 薬が効かない
- 生活改善の方法がわからない
専門クリニックに通っても高額治療ばかりを勧められて疲れてしまう人も多くなっています。
まずは自分のストレスを解消する方法をさがすことが大切です。
脱毛症外来を利用する

女性の薄毛に関する治療相談は、一般の病院でも対応が広がっております。
専門クリニックだけが選択肢ではありません。
参考資料