薄毛や抜け毛の症状は、男性女性を問わず深刻な悩みになっています。誰にも相談ができないまま一人でずっと抱えているという人も少なくありません。

  • 髪の毛にハリ・コシがなくなってきた気がする
  • 髪のボリュームがなくなった
  • 頭頂部、分け目など頭皮や地肌が透けて見える
  • 育毛剤やシャンプーなどで効果がなかった

40代50代になってきた方の多くがFAGA、20代30代の若い世代には、分娩後脱毛症やストレスや生活習慣の影響による薄毛の進行が目立つ。

美容院や発毛サロンなどでケアを受けている人も多いですが、やはり薬を使わない方法では効果も限定的。

そんな人たちが今自力でどうにかするのはもう無理!と判断した時、専門の薄毛治療を行うクリニックに足を運んでいるのです。

しかし、一方で病院や皮膚科などの保険適用でどうにかなるならと期待をしている人も少なくありません。

各エリア別のおすすめクリニックもご紹介しています。

女性薄毛治療横浜

そこで、医療機関で10年以上勤務し病院、美容整形業界など幅広い分野に携わってきた担当者が解説していきます。

女性の薄毛と保険適用の課題

女性でも男性でも抜け毛や薄毛になった時、まず頭に思い浮かぶのがこんな言葉ではないでしょうか?「そろそろ皮膚科に相談したほうが良いかな?」

でもそのイメージどおりに保険の対象範囲で治療が存在するのかが問題です。

保険適用とは?

国民健康保険、社会保険加入など社会人になってから多くの方が保険制度に加入をしていることが日本の特徴。しかし、この対象はあくまで治療の必要性を国が認めた範囲内の内容となります。

では薄毛はその対象になるのでしょうか?この答えは、NOです。

よく耳にしたことがある治療では、歯科のインプラントや入れ歯などもわかりやすいと思います。保険適用範囲と適用外が存在するのです。

つまりは、薄毛や抜け毛も同様で、どうしてもその治療をしなければいけないという判断を国は認めていない分野の治療となります。

では実際に皮膚科などに相談をしたらどうなるのでしょうか?

女性の薄毛、抜け毛皮膚科相談の口コミ

実際に同じことを考えて行動をした方の口コミをご紹介していきます。

私は皮膚が弱く、乾燥肌や湿疹などがあって行きつけの皮膚科がありました。そこでついでに見てもらえるならと相談をしたのです。

でもその答えを聞いた時、がっかりでした。「湿疹、アトピー、皮膚炎、円形脱毛症などは治療可能な範囲がありますが、抜け毛については専門のクリニックでの相談になりますね」

相談をしたいと伝えただけで症状を見るわけでもなく、最初から専門のクリニックに行ってくださいという案内になった時、これが現実なのだと思い知ったのです。

最初から知っていたら、恥ずかしい思いもせずに済んだと思うとしっかり情報を確認することが大切だと思いました。

確かにこの内容はその通りなのです。

皮膚科に限らず、病院などでも同じです。診療内容に該当するのはあくまで治療を必要としている病気であることが絶対条件。

ですから、安易に近所の病院や皮膚科に相談するのは注意が必要です。

内科での口コミ

内科でも最近は男性型脱毛症(AGA)の治療薬であるプロペシアやフィナステリドを処方している診療所が増えてきました。そこで女性の薄毛も相談可能だと思っている方は非常に多いです。

実際に訪れた方の口コミをご紹介していきます。

風邪で受診をした時に、AGA治療薬処方という文字が受付に出ていたのを見て体調が落ち着いたら相談をしようと思ったのです。地方で都市部に行くには時間もお金もかかるからもったいないと思っていたのですが、実際に相談をしたら、こんな答えが返ってきてショックでした。

「今出せるのは、男性用のみで女性の薄毛治療の薬は取り扱っていません」

ネットの検索のしかたもよくわからない状態でしたので、正直こんな答えを聞くまで男女の違いなんてないと思い込んでいたのですが恥ずかしかったです。

この方の声もやはり自分の中で可能性があると思って訪れていることが多いですね。内科は主に甲状腺疾患や膠原病などにより薄毛の症状に関連する疾患があります。薬の副作用によって症状が発言する場合もあります。

しかしこの場合は、あくまで患者さまにもその治療の副作用や薬の服用の中止などにより対処をしていることが多く、あくまで保険適用の中で積極的に抜け毛や発毛、育毛に関する治療を行っているものではありません。