びまん性脱毛症やその他の症状

薄毛や抜け毛を心配しているのは男性女性という性別を問いません。10代の学生から60代以降まで幅広い世代に広がっている悩みでもあります。

専門の医療機関で相談することが大切ですが、そのクリニックや病院はどうやって探すべきなのか？

保健適応外であり、育毛や発毛治療では、6ヶ月で数十万円の治療費がかかりますし、効果があるという保証があるのはかなり少ないです。

まずはウィッグ等から試すほうが簡単で安いのか?確かに50万円から80万円が初回に必要でもその後のメンテナンスコストは月々1万円台が相場です。

ウィッグはあくまで被るだけで自然にボリュームアップをさせたりヘアアレンジも可能な商品。

自分の髪ではない。この点にこだわる方は医療機関で治療薬などの処方を検討されています。

男性と女性はそれぞれ異なる原因もありますし、共通する部分もあります。

男性の脱毛

男性の脱毛症にはいくつか種類がありますが、市販の育毛剤や皮膚科で治療を対応している種類もあります。

以下の2つに分かれています。

種類	特徴
壮年性脱毛症	加齢に伴い、アンドロゲン受容体の影響から自然と毛量が減少する症状。AGAに分類される症状の1つ
円形脱毛症	自己免疫反応の影響による症状。毛母細胞に障害が加わることで自分の毛髪を異物として処理してしまうことでおこる症状。内服薬や外用薬で治療が行われることがあります。

テレビCMなどでもよく耳にする機会が増えたAGAと呼ばれる症状。成人男性に多くみられる症状で、若年性と壮年性という種類に分類されています。

主な原因は、遺伝による影響と男性ホルモンの影響と言われています。

症状の特徴として、生え際、頭頂部のいずれかまたは両方で抜け毛があったり頭皮が透けて見え始めたなどの進行によって気付く方が多いです。

男性型脱毛症の場合は、以下のような医薬品を処方されることが一般的です。

内服薬の種類	特徴
プロペシア（フィナステリド錠）	2005年12月より日本国内で発売が開始されている医薬品。最近は、ジェネリックも扱われている。
ザガーロ（デュタステリド錠）	プロペシアよりも強力とされている処方用医薬品

この他にもリアップなどで知られているミノキシジルを配合した飲み薬や塗り薬を処方しているクリニックも多いです。

加齢に伴う変化やホルモンバランスの変化、食生活の乱れ、睡眠不足、過度なダイエットによる影響などがあります。

脂漏性脱毛症、分娩後脱毛症などもありますが、多くの方がびまん性脱毛症による影響を受けているとされています。

抜け毛、薄毛に悩みをお持ちの女性の中で最も多い症状の1つとされています。加齢、ストレス、血行不良、生活習慣の乱れやホルモンバランスの乱れ等の複合的な要素がありますので、現在の生活の課題や持病をお持ちの方の場合は、治療薬の選び方などを専門の医師に相談することが大切です。

びまん性脱毛症の場合は、保険適用外の治療となります。ですから、まずは自分の通いやすいエリアの中で探すことが重要です。