女性の薄毛、抜け毛の症状の1つである牽引性脱毛症につて解説していきます。

牽引性脱毛症の症状

ヘアスタイルの中で、髪をしばる女性は多いです。負荷をかけない程度であればよいのですが、頭皮への物理的刺激なども加えて負荷がかかる方もいます。

髪を引っ張るということがない場合でも、常に分け目が昔から同じ位置になっていることで徐々にその分け目が薄くなってきたという人もいます。

牽引性脱毛症の原因

牽引性脱毛症は、基本的に頭皮と毛髪への外部からの刺激で引っ張られることが直接的要因。長時間そのヘアスタイルを維持することで、頭皮にダメージが蓄積していく。

髪を引っ張った状態で維持をすると頭皮は血行が悪化する。これにより髪の成長に必要な栄養が十分に届きにくい状態になってしまうのです。結果的に、髪の成長だけでなく、毛根へのダメージに発展していくことがあります。牽引していない状態でも同じ分け目を維持するということも地肌に対して、常に同じ位置が紫外線の影響を受けやすくなることで髪が抜けるという状態になります。

よくある髪型と抜け毛の関係

  • ポニーテールを昔から続けている方
  • エクステを利王する方
  • ストレートにするためにヘアアイロンを利用することが多い人

上記のような方は、負荷のかかりやすいパーツ周辺から徐々に抜け毛が増えてくるということがあります。

牽引脱毛症の改善方法

男性ホルモンなどの影響とは異なる牽引性脱毛症。

改善をしたい場合は、頭皮にダメージを与えないように心がけることが重要です。束にする髪の量の調整や定期的に束ねた髪を開放する、他にも髪に負担のかかるヘアアイロンなどをしばらく中止するなどの方法を検討することで改善する可能性もあります。

牽引性脱毛症かも!という方へ

自分の髪の抜け毛や薄くなってきた原因がよくわからないという時には、自己判断をするよりも専門のクリニックで医師による診察、カウンセリングを受けることが重要です。サプリ、栄養調整、ダイエット、ホルモンバランスの乱れ等女性特有の妊娠や出産を含めて多角度から診断を受けることが次の一歩を選ぶ前では非常に大切になります。